参加型デザインを実践する方法
ソフトウェアのデザインへの比較的新しいアプローチである「参加型デザイン」は、ユーザビリティリサーチにおいて非常に貴重なツールであるということがわかってきています。なぜユーザビリティ専門家が参加型デザインセッションを実施しようとしているのかをご紹介します。 参加型デザイン(元は協同デザインとも呼ばれていました)は、プロダクトデザインへの比較的新しいアプローチです。最終的な完成品が意図したユーザーベー……
ソフトウェアのデザインへの比較的新しいアプローチである「参加型デザイン」は、ユーザビリティリサーチにおいて非常に貴重なツールであるということがわかってきています。なぜユーザビリティ専門家が参加型デザインセッションを実施しようとしているのかをご紹介します。 参加型デザイン(元は協同デザインとも呼ばれていました)は、プロダクトデザインへの比較的新しいアプローチです。最終的な完成品が意図したユーザーベー……
Apple、Facebook、Twitter、Google、Pinterest。これらの企業にはある共通点があります。それは、ユーザー間に習慣を生み出しているということです。人々は毎日習慣的にこれらの製品を使用しており、私たちの多くがこれらが存在しなかった時の生活を想像することが難しいと感じるほど、習慣づいているのです。 しかし習慣を生み出すことは、言うほど容易ではありません。私は広範囲にわたって……
UberからVineまで、私たちはこの5年間で、モバイルアプリのトレンドがどのように形成されているかという問いに対する良い見解を持ち始めたのではないかと思います。どんな時でも、シェアリングエコノミーなどの社会動向から、小さなウェアラブルと対になる大きな携帯電話の画面のように今年私たちが目の当たりにしているテクノロジーの変化まで、多くの要因がモバイルアプリの様相を決定づけているのです。 ユーザーがモ……
ユーザビリティを調査する際のユーザーリサーチには多くの選択肢があります。今週は最もよく使われるユーザーリサーチの手法から6つを吟味して、どうしてそれらの人気が高いのかを見てみましょう。似通った問題なのに、うまく解決しようとすると全く異なるアプローチが必要になることが多々あります。これは何においても言えることですが、ユーザビリティ・リサーチにおいても例外ではありません。ユーザビリティリサーチは、ユー……
UX MILK編集長の三瓶です。いつも飲んでくれてありがとうございます。さて、2015年もいよいよ終わりですが、皆さま今年はどんな年でしたか? 私は今年7月末のUX MILKリリースから生活が激変しました(笑)。UXに関しても編集に関してもシロウトなもので、たくさん勉強したような気がします(当社比)。まずは年末らしく、今年反響のあった記事をPV基準、TOP10形式でピックアップしてみたいと思います……
こんにちは! UX MILK編集部見習いの鈴木です。 最近UXという言葉を様々な場所で聞きますが、みなさんはその概念をきちんと理解し、イメージできているでしょうか? かくいう私もUX初心者で、編集長から「UXって何か知ってる?」と聞かれて、「ユーザー体験ですよね!」と元気よく受け売りの和訳を宣言する程度の理解レベルからスタートしております。 私のようにUXという言葉は知っていても、いまいち理解やイ……
ユーザビリティのテストでありがちな勘違いとは何でしょうか? 今回はテストの際にありがちな間違いのトップ5と、それらを回避する方法に関するアイデアをご紹介します。 UX Passionにはすでに、ユーザーテストを計画する方法やテストを実行する方法、そしてどのように対処するかなどを解説した記事がたくさんあります。まだ記事として出ていないのは、ユーザーをテストして、製品やサービスのユーザビリティを評価す……
プッシュ通知はユーザーがアプリを起動していなくても、こちらからメッセージを送ることができる非常に強力な機能です。しかし、使い方を間違えると、アプリ利用を促す効果がないだけではなく、アプリ自体をアンインストールされてしまう原因となる可能性があります。実際、3割近くのユーザーがプッシュ通知が原因でアプリをアンインストールした経験があるという調査結果も出ています。今回はプッシュ通知を実装するにあたって、……
UIにおいて、色は多くの情報を伝達します。しかし、色弱者の場合は少し事情が違います。色が異なるオブジェクトを区別しにくいのです。ボタンの視覚的な合図を色のみに頼っている場合、色弱者には選択したものの状態がわかりづらくなってしまいます。ボタンに色だけを使うのではなく、異なる形も使うべきでしょう。ナビゲーションバーナビゲーションバーには多くのボタンがありますが、色だけを使っていると、どれが選択されてい……
「存在しさえすれば、どこに配置されていようとかまわない」UXを理解していない人の多くが、ボタンのことをこう考えがちです。UXでは細部こそが重要であり、特にボタンの位置は重要です。ボタンはドアノブのようなものです。ドアノブが一定の位置についてなければ、効果的にドアを使うことはできません。常に決まった位置についているからこそ、手がありさえすれば別に考えたりしないでドアを通ることができるのです。ドアノブ……